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【体験談】50代の学び直し英語:AI英会話アプリSpeak(スピーク)を2年使ってみて

speakで15190文話した/スクショ スキルアップ・将来に生かしたい人向け

今さらと思いながらも、50代で英語学習を再開しました

50代に入り、今さら英語?と自分でも思いながら始めた英語学習。
気がつけば2022年から、もう4年以上続けています。

その中でも後半ずっと相棒だったのが、AI英会話アプリ「Speak」。
2024年に始めて、2年以上ほぼ毎日触っていました。

この記事では、当時の私のX(旧Twitter)の投稿を見返しながら、Speakを使ってみて実際どうだったのか、何が良くて何が物足りなかったのか、そして50代の私にとって英語学習がどんな意味を持ったのか、振り返ってみようと思います。

これからSpeakを試そうか迷っている方や、私と同じように人生の後半戦で英語をやり直したい方の参考になれば嬉しいです。

英検二級はもう30年以上むかしのこと

英語の勉強を再開したのは2022年。

コロナ禍の中、50代に入り、自分の人生を振り返ったり、今後のことをよく考えるようになりました。「いまこの世を去るとして、やり残したことは何だろう」

そのひとつが、英会話でした。

中学から大学までは、勉強科目としての英語は学んできましたが、その後はとくに英語を使う必要もなくTOEICさえ一度も受けることのないまま、この年に。

英語は子供のころから興味があって、西洋文化への憧れもありました。
特にアメリカ英語の音の響きが好きでした。

ですが、英検二級に合格したのもかれこれ30年以上前のことで、今受けたとしてもWritingと二次面接は自信がない、というレベルからのスタート。

50を過ぎてからの目標は、難しい資格を取ることじゃなくて、「簡単な単語で良いからスムーズに会話をできるようになること」に決めました。

これもかなり難しいですが、それがクリアできたら準一級、一級を目指してみたいな、くらいの気持ちでした。

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Speakとの出会いと、最初のつまずき

2年ほど、自己流でコツコツ英語の勉強を続けました。

英語系youtubeを見たり、アメリカの昔のドラマ「Full House(フルハウス)」のDVDを購入して教材にしてみたり、さまざまな英語学習の本を読んだりしていました。

それに加えて、Speakを使い始めたのは2024年の初めごろです。

Speakはスピーキングに特化した、AI相手の英会話アプリで、利用者に合わせてカスタマイズできるので、例えばフリートーキングで「簡単な単語を使って」とお願いすれば、レベルに合わせて会話してくれます。

「簡単な単語を使って、会話ができるようになりたい!」という自分の目標にぴったり。
少しずつ、発話する時間が増えていきました。

そんな中、2024年8月に英語学習用のXアカウントを作りました。
当時の投稿を振り返ってみると、本当に苦戦していたのがわかります。

>AI会話の「スピーキングテスト」を恐る恐るやってみた。簡単な単語も出てこなくて一時停止しながら何度もやり直し。いっぱい細かいミスも😅間違えたところは直してもらえるし、それをまるごと保存できるのがいい。やっぱり私の場合は自分で考えて声を出さないと上達しないと思う。ただ読むのはダメ。

このときの気づきが、その後の学習スタイルの土台になった気がします。

「読むだけ・聞くだけでは上達しない、自分で考えて声に出すことが大事」という実感は、Speakを使い続ける中でずっと変わりませんでした。

瞬間英作文の機能では、aの付け忘れや単数複数のミスが多発。

でも「今までの人生で口から発したことのない文章ばかりだから仕方ない、繰り返すのみ」と開き直って続けました。

「英語のハノン」と「Full House」も加えルーティーンへ

Speakを始めてしばらく経った2024年8月末、Xで「英語のハノン」というスピーキング訓練のための文法ドリルシリーズを知りました。

これが私の英語学習にとって、もう一つの大きな転機になります。

それからは、Speak・英語のハノン・ドラマ「Full House」の三本立てが基本ルーティーンに。
投稿を見返すと、こんな感じで毎日の記録をつけていました。

> ○Speak…レッスンと復習

> ○英語のハノン…初級4.5まで

> ○Full house シーズン5 Yours,mine,and ours

Speakで覚えたフレーズと、ハノンで学ぶ文法と、ドラマで聞く生きた英語。

この3つがそれぞれ違う角度から効いてくる感覚があって、ひとつだけだと続かなかったかもしれないけれど、組み合わせることで飽きずに続けられたんだと思います。

AIの発音フィードバックで気づいたこと

th・r・lの音を、大げさなくらい意識するようになった

Speakを使い始めて早い段階で気づいたのは、発音への意識がはっきり変わったことでした。

AIがこちらの発話を聞き取って英語に変換する仕組みなので、曖昧な発音では正しく認識してもらえません。そのため自然と、th や r、l といった音を、少し大げさなくらい意識して発音するようになりました。

発音矯正には限界も感じた

ただ、発音の矯正という点では、AIの限界も感じました。

私のレベルでは、レストランでの注文練習で「sides」のつもりで発音しても「size」として受け取られたり、「sauce」のつもりが「source」になってしまったり。それをどうすれば改善できるのかは、わかりませんでした。

とはいえ、「今の発音、こう聞こえているんだ」と客観的に知れることは大きな学びでした。自分では正しく言えているつもりでも、実際にはネイティブの耳(あるいはAIの耳)には違う音として届いている。それを日々の練習の中で繰り返し実感できたのは、独学ではなかなか得られない経験だったと思います。

発音にはこだわりすぎない、と決めた

発音そのものについては、当初から完璧を目指すつもりはありませんでした。「発音のことを気にし出すと、それだけで学習が進まなくなる」と感じていたからです。

同じように50代から英語を学び直している人のYouTube動画を見ていたら、発音を細かく指摘するコメントがついているのを目にすることがありました。親切心なのかもしれませんが、自分がそう言われたら、委縮して発信などできなくなると思います。

発音が正しくないと伝わらないし、見下される、と聞くこともあります。でも一方で、世界中で話されている英語は、国や地域で発音に特徴がありますが、矯正されることなく受け入れられている現状もあります。

だから私も発音にはこだわりすぎず、少しずつでも声に出し続けることを優先しました。年齢のことを考えると、あまり高みを目指しても到達できません。完璧な発音でなくても、自分のレベルで無理なく話せるようになることが目標だったからです。

耳で覚える工夫:シャドーイングとハノンの組み合わせ

音のことでいえば、今までまったく気づかなかった細かい音の変化に気づく瞬間もありました。たとえば him の h の音が消えて「イム」と聞こえることなど。こうした連結した音の変化は、教科書だけを読んでいてもなかなか身につかないものです。

実際に声に出し、AIとのやり取りの中で繰り返し触れることで、少しずつ耳と口が慣れていったように思います。

ちなみに、直前に聞いた言葉をそのまま復唱する「シャドーイング」も、Speakのフリートーク機能の中で試したことがあります。聞いた直後なのに、いざ口に出そうとすると言葉が出てこない、という難しさを感じました。
ただ私の場合は、Speak単体より、聞き取りやすい別の教材やドラマの音声と組み合わせるほうが合っていたので、あくまで発音・リスニング強化の一つの手段として、たまに取り入れる程度にとどめていました。

「英語のハノン」を並行して使っていた際は、なるべく文字を見ずに「耳だけ」で聞いてリピートすることを意識していました。「目」でなく「耳」。
50代で英語の勉強を再開して、私は目にすごく頼っていたことに気づきました。
字幕が出ていればつい目で追ってしまいますし、そうすると耳がおろそかになります。

Speakは「実際の会話の中で自分の言葉として発話する」練習。
自分の頭で考えながら話す力が鍛えられる感覚があり、そこに耳を鍛える練習を少しずつ組み合わせることで、「聞く」と「話す」が少しずつつながっていったように感じています。

50代だから気づいた、学び方の変化

このルーティーンを続ける中で、若い頃との学び方の違いに何度も気づかされました。

> ハノンはXの先輩方のやり方を参考に、例文は最初から耳だけでやってるんだけど、全然追い付けない。一時停止して、超スローな英語で、考えながら絞り出してる。例文見ちゃえば早いけど、分かってなくても進めちゃうから

> 子供のころの覚え方は、わからなくてもひたすら繰り返す、口や目が覚えるまで、って感じで乗り切ったけど、50代になるともうだめ。進みはゆっくりでも納得しながら確実に。

子供の頃や若い頃は、とにかく量をこなして体に覚え込ませるやり方が通用したけれど、50代になるとそうはいかない。

理解しないまま進めても、結局頭に残らない。
だから時間がかかっても、納得しながら一歩ずつ進めるしかない、というのが私なりの結論でした。

老眼で文字を追うのがつらいので朝活に切り替えたり、仕事で疲れた日は無理せずSpeakの復習だけにしたり。完璧を目指さず、「やらないと気持ち悪い」と感じる程度に習慣化することを大事にしていました。

Speakというアプリについて、少し補足

ここで簡単に、Speakというアプリ自体についても触れておきますね。

Speakはアメリカ発のAI英会話アプリで、OpenAIとの提携でも知られています。

世界的に500万ダウンロードを突破していて、AIが発音や文法をその場でフィードバックしてくれるのが特徴です。

予約不要で24時間いつでも話しかけられるので、「人と話すのは緊張するけど、AI相手なら気が楽」という、私のような内向的なタイプには合っていると思います。

料金は無料プランがなく、有料のサブスクリプションのみ。

プランは「プレミアム」と「プレミアムプラス」の2種類があり、年間契約なら2万円弱~(月額1,650円〜)程度が目安です(時期やキャンペーンによって変動するので、申し込み前に必ず公式アプリ内の最新情報を確認してください)。

7日間の無料トライアルや、1か月お試し180円、月初めの低価格キャンペーンが用意されていることも多いので、まずはそこから試してみるのがおすすめです。

私自身は、年契約を大幅割引のタイミングで申し込んでいて、月割りにすると1,000円くらいで使えました。お得に始められるかどうかは時期次第、という印象です。

機能面では、AIとのフリートークや自分で場面を設定できるレッスン、AIを利用しないレベル別レッスン、ビジネス英語コースなどが用意されています。

ビジネストークのコースはおそらく自分は使わないだろうと思いましたが、リスニング教材として活用していました。

全部使い倒すというより、自分に必要な機能だけをつまみ食いする使い方で十分元が取れる、というのが2年使った実感です。

また、間違えた問題を記録してくれているので、カスタマイズされた自分だけの復習ができるのも便利です。

英語学習中の印象に残っている瞬間

Xの記録の中で、特に印象に残っている投稿をいくつか紹介します。

2025年7月、英語のハノン上級をついに終えたときのことです。

> わーい、やっと英語のハノン上級終わった!!9月に初級始めて少しずつだから、どんどん忘れてるけと、フレーズ編やりながら文法書として戻ります。上級の最後のドリルの文章がジーンと来ました😭

そしてその数日後に投稿した、これまでで一番反響をもらえた投稿。

> 私、もう50代半ばだけど、2022年から毎日平均1時間くらい英語の勉強続けて、いま3年半くらい。耳がずいぶん慣れたなと思う。単語はすぐ忘れちゃうけど、しょっちゅう出てくるものは自然と身に付いた。ニュース聞いてもわかる部分が増えて面白い。飽きっぽいので同じ教材の繰り返しは×

この投稿には、たくさんの「いいね」をいただきました。同じように50代から英語を学び直している人、これから始めようとしている人にとって、何か励みになったのかもしれません。

同じ日にはこんな投稿も。

> 母の認知症は平行線だし、自分の体調もずっと低空飛行だし、子供はもう就職して相手にしてくれないし、あんまり楽しいことないけど、この英語勉強アカに来るとみんな頑張ってて勇気もらえる。振り返ると自分も少しは成長してると思える。ほんと、ありがとうございます😁

英語学習って、語学力そのものだけじゃなくて、こうやって日々の暮らしの中で「自分はちゃんと成長してる」と実感できる場所にもなるんだな、と改めて思います。

2025年12月21日、Speakの画面にこんな表示が出ました。

え?私の利用頻度で上位10%?
最長連続記録では5%?
英会話能力が上がったかはさておき、努力を認めてもらえたようで嬉しい~!

購入はしたけれど、なかなか使えないって人多いのかもしれませんね。

Speakをひとまず「卒業」した理由と現在

2026年のお正月、こんな投稿をしました。

> あけましておめでとうございます🎍⛩🐎 今年は2年以上続けたspeakアプリを更新するのを止めて、書き溜めた英語のメモを見直したり、残りのハノンをやり通して、発話に重点を置いて英語の勉強続けたいと思います。特に脳の活性化のために、音読を毎日続けることを目指して頑張ります😄

これは「Speakはもういいや」という話では全くありません。

2年間、毎日の発話量を確保するという意味でとても助けてもらいました。

AIとの瞬間英作文や復習機能のおかげで、声に出す習慣そのものが身についたのは間違いなくSpeakのおかげです。

それに、「簡単な単語で間違えないやりとり」をできるようになったのかと聞かれれば、「当初よりはマシだけど、間違いはいまだに多いし、言葉がでてこないことはよくある」状態です。
まだまだSpeakを活用できました。

ただちょうど更新の時期に来ており、自分の体調や家族のことが重なり余裕がなくなってしまいました。

そこで一旦、自分の手元にある貯め続けてきた英語情報と自分の頭の中を整理しよう、と思いました。

更新を続ければ、低価格のままで継続できたので、悩みましたけどねー。

いま、Speakを止めて半年経ちますが、Xやyoutube、ニュースなどで毎日英語に接してはいるものの、発話回数は、かなり減ってしまいました。

2年間毎日のように続けたものを止めてみると、しばらくは「えー、やらなくていいんだっけ・・・」という罪悪感のようなものもありました。

拙いなりに、英語を口に出していたのは楽しい時間でした。

今はChatGPTなどのAIでも英語でやりとりができるようになっているようですが、お金を払っているのだから、使わなくちゃ!という気持ちが勉強のモチベーションにもつながっていたんだと思います。

それに、〇〇日連続学習更新!とか記録が残っていくので、それを止めたくなくて毎日続けてたということもあります。

今後もSpeakやほかのAI英会話アプリをチェックし続けて、お得なときにまた初めてみようかと思っています。

英会話アプリSpeakを2年使ってみてのまとめ:良い点とイマイチな点

最後に、これからSpeakを試してみようか迷っている方のために、私なりに感じた良かったところ、イマイチだったところを記しておきます。

良かったところ

  • スマホひとつで完結する
  • 人間相手のように緊張しなくて済む
  • 時間に囚われない
  • カスタマイズ会話設定ができる
  • 低価格(1日5~30分程度の私の使い方なら安い方のプレミアムプランで十分)
  • 自分の発音がイマイチでもほとんどちゃんと聞き取って表示してくれる
  • 会話中でも、単語が思いつかないときなど、しばらく待ってくれるし、一旦停止もできるので焦らなくて良い。AIがおすすめ回答も出してくれる
  • 会話相手(AI)のセリフを何度でも繰り返し聞ける(日本語訳も出せる)
  • 自分の間違えたところを指摘して正しい文章にしてくれる。理由も説明してくれる
  • 発音・意味の難しかった単語はチェックしておいてそれだけ勉強しなおせる
  • レッスン中、声が出せないときは聞くだけモードにできる
  • 実在する(人間の)英語話者の先生の録画講座がたくさんある。初級では日本語と英語両方話す先生も何人かいるので、超初心者でも問題なくこなせるはず
  • AIチューターとは、会話練習だけじゃなく何でも質問できる。もちろん日本語でも

手元に残っているスクショがあまりないのですが、↓こんな感じで、こちらが話した内容を聞き取って英字にして表示してくれて、間違いがあったり、もっと良い表現がある場合は、その下に正しい文章を表示してくれます。

イマイチだったところ

  • 慣れるまでは、画面を見るだけでは「何ができるか」が分かりづらい
  • あまりに簡単すぎる問題や、マニアックな単語も出てくる
  • 私の発音のせいだと思いますが、どうやっても聞き取ってもらえない音があった
  • カスタマイズ設定しても、同じような質問ばかりをしてくる(10問出して、のときなど)

おこがましくイマイチなんて言わせていただいてますが、私自身が使いこなせていないということや、AIの限界もあると思います。ほかのAI英語・英会話アプリも試したことはありますが、当時、私のレベルではSpeakがちょうどよかったと思います。

50代からでも、耳は慣れるし、できることは確実に増えていきます。
飽きっぽい私みたいな性格でも、教材を変えたりしながらとにかく続ける。
この年になると、「継続は力なり」が本当の意味で身に染みてわかります。

これから英語学習を始める方も、ぜひ自分に合ったペースと組み合わせを見つけてみてください。

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