- 50代未経験が自費で国家資格「キャリアコンサルタント」を目指すのはアリか?
- 【現実に直面】50代×自費取得にかかる本当のコストとリスク
- それでも50代未経験が自費を投じてキャリコンを取るべき3つの理由
- 「資格倒れ」を防ぐ!50代未経験のための自費回収ロードマップ
- 【独自調査】50代で受講した人たちのリアルな体験談・口コミ
- 失敗しない!50代におすすめの養成講座(スクール)選びのポイント
- 【50代・未経験・自費・独立指向】向け/おすすめ養成講座/6社7講座 比較
- 地域連携プラットフォーム:コスト面と柔軟性/すべてオンライン/0.5か月の超短期コースあり/多彩な割引
- LEC東京リーガルマインド:大手資格校ならではの圧倒的な試験対策ノウハウ/全国校舎・Zoom選べる受講形態/豊富な割引制度
- 日本マンパワー:業界のパイオニアと広大なネットワーク/説明会参加で11,000円引
- ヒューマンアカデミー:実績トップクラス・高い合格率/全国校舎・オンライン対応/手厚い学習サポート
- リカレント:ライブ通信講座と通常講座(すべて通学)のふたつ
- パソナ:人材大手のノウハウと企業内・シニア支援の親和性/すべてオンラインで完結/受講生たちの体験談
- スクール選定まとめ:自分に合った講座を見極めるステップ
- まとめ:50代からの自費投資を人生の「資産」にするために
50代未経験が自費で国家資格「キャリアコンサルタント」を目指すのはアリか?

先日、初めて「キャリアカウンセリング」を受けました。
お相手は普段は航空会社で働きながら、副業としてキャリアカウンセリングを行っているというキャリアコンサルタントの女性でした。
なるほど、そういう資格があって、そんな働き方もできるのだなと初めて知ったのです。
ちょっと興味を持って「キャリアコンサルタント」について調べてみたのですが、名称独占の国家資格であり、取得するには厚労大臣指定の講座(合計150時間以上)を受け、合格し、登録しなければなりません。
その講座はなんと、30万~40万円もかかるじゃありませんか!
雇用保険に入っていれば、給付金が8割出る場合もありますが、私は入っていないので適用されません。リスキリング補助金は転職者が対象なので、私は今のところ対象になりません。
しかも、カウンセリングの世界は未経験です。
さらに、50代半ば。
これは全くご縁が無かったか、と思いましたが、調べてみると50代以上という年齢が活きる資格であることや、独立するという道もあるということがわかりました。
以下に詳しくご紹介していきます。
あなたが給付金が使えるのかチェックしてみよう
キャリアコンサルタントの養成講座は、条件を満たせば厚生労働省の「専門実践教育訓練給付金」の対象となり、受講費用の最大70%〜80%(上限あり)が支給される場合があります。
給付金の支給を受けるには「雇用保険の加入期間が通算で一定以上あること(離職中の場合は離職から一定期間内であること)」という要件を満たす必要があります(※1)。
フリーランス、自営業、主婦(主夫)、あるいは雇用保険非加入の働き方をしている場合は、制度の仕組み上、給付金の対象外となります。
また、近年注目されている経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業(リスキリング補助金)」も、受講費用の最大70%(上限56万円)が補助される制度ですが、こちらは「在職者であり、事業者を介した転職を目指すこと」が要件となっています(※2)。そのため、現職にとどまる方や独立・副業を視野に入れている方は対象から外れます。
ここで重要なのは、「公的支援が使えないからといって資格そのものの価値や効力が下がるわけではない」という点です。
自費で受講することは、約30万〜50万円の自己資金を投じるリスクを伴いますが、見方を変えれば「費用を投じた分、着実にスキル化して回収する」という明確な学習動機(コミットメント)にもつながります。
支援制度の対象外であることを単なる損失と捉えず、「定年後のセカンドキャリアや副業に向けた正当な自己投資」と位置づけてることもできます。
(※1 参照元) 厚生労働省「教育訓練給付制度」における専門実践教育訓練給付金の受給要件より 参考:厚生労働省 教育訓練給付制度
(※2 参照元) 経済産業省「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」事業概要より 参考:経済産業省 リスキル支援事業公式
なぜ今、50代のキャリアコンサルタント需要が高まっているのか
国家資格キャリアコンサルタントは、2016年(平成28年)4月の職業能力開発促進法改正によって新設された資格です。厚生労働省は「2024年度末までにキャリアコンサルタントを10万人へ増員する」という目標を掲げ、育成を推進してきました。2026年時点で登録者は7~8万人に達していますが、更に増員が推進されています(※3)。
そうした中で、「50代以上のキャリアコンサルタント」に対する社会的なニーズが高まっている背景には、主に以下の2点が挙げられます。
70歳社会の到来とミドル・シニア層のキャリア再構築
「高年齢者雇用安定法」の改正により、企業には70歳までの就業機会確保努力が求められるようになりました。これにより、企業内では「定年後の働き方」「役職定年後のモチベーション維持」「セカンドキャリアへの移行」に悩むミドル・シニア社員が増加しています。
同じ時代を生きて職場の変化や環境の変化(転職、役職定年、家庭環境の変化等)を経験してきた50代のコンサルタントは、相談者(クライアント)と同じ目線で問題に向き合えるという強みを持っています。
人生経験という実態に基づく価値
カウンセリングの技法や理論はスクールで習得可能ですが、「長年組織で働いてきた経験」や「キャリアの転換期を乗り越えてきた実感」はテキストだけで補えるものではありません。 若手コンサルタントには出しにくい「経験に裏打ちされた説得力」や「安心感」が、50代という年齢層の強みとして評価される場面があります。
(※3 参照元) 厚生労働省「キャリアコンサルタントの登録状況」関連資料より 参考:厚生労働省 キャリコンWEB
容易ではないが、明確な戦略があれば投資価値を見出せる!
結論として、50代・未経験から自費でキャリアコンサルタントを目指す選択は、決して容易な道ではありません。
資格を取得しただけで自動的に十分な収益が得られるわけではなく、取得後も実績作りや自身の専門領域(ニッチなターゲット設定)を確立するための継続的な取り組みが必要です。
しかし、以下のような方向性を目指している方なら、自費を投じてチャレンジする価値を見出すことができるでしょう。
- 年齢制限のないスキルとして、60代・70代になっても継続して働きたい
- これまでの実務経験や人生経験を活用し、他者のキャリア支援に携わりたい
- 給付金の有無にかかわらず、自力で費用を回収するための行動計画(ロードマップ)を立てて実行できる
支援制度に依存せず、自費受講であることを前提として回収戦略を具体化させていくことが、50代からのセカンドキャリアを着実に切り拓く一歩となります。
【現実に直面】50代×自費取得にかかる本当のコストとリスク
資格取得を検討する際、スクールの受講料だけに目を奪われがちですが、実際には受験料や登録料、さらには取得後の維持費など、さまざまな費用が発生します。
後から「思った以上にお金がかかった」と後悔しないよう、自費で取得する場合に発生するすべてのコストと、未経験から始める際の現実的なリスクについて解説します。
養成講座から資格登録・維持までにかかる総費用(約35万〜50万円)
キャリアコンサルタント資格を取得し、正式に名乗って活動するまでには、大きく分けて「学習費用」「受験費用」「登録費用」の3つのステップで費用がかかります。
各ステップで必要となる金額の目安は以下の通りです。
| 費用の項目 | 内容の概要 | 金額の目安(税込) |
|---|---|---|
| 養成講座受講料 | 厚生労働大臣認定のスクール受講費(テキスト代等含む) | 約300,000円 〜 400,000円 |
| 国家試験受験料 | 学科試験(8,900円)+ 実技試験(29,900円) | 38,800円 |
| 新規登録費用 | 登録免許税(9,000円)+ 登録手数料(8,000円) | 17,000円 |
| 合計 | 初期投資として必要な概算費用 | 約355,800円 〜 455,800円 |
給付金や補助金の対象外となる場合、これらの費用は全額自己負担となります。また、スクールによっては入学金や補講代、対策講座の費用が別途発生する場合もあるため、受講前に契約内容を確認することが重要です。
(※参照元)
・国家資格キャリアコンサルタントWebサイト「受検手数料・登録手数料」 参考:厚生労働省 キャリコンWEB
・特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会(JCDA) / 一般財団法人 ACNS(キャリアコンサルティング協議会)各試験要項
意外と知られていない「5年ごとの更新費用」という継続コスト
国家資格キャリアコンサルタントは、一度取得すれば生涯無条件で更新できる資格ではありません。資格の質を維持するため、5年ごとに更新手続きを行うことが義務付けられています(※4)。
更新を行うためには、5年間の有効期間内に以下の講習を修了する必要があります。
- 知識講習:8時間以上
- 技能講習:30時間以上
これらの講習は民間の指定機関などで受講することになりますが、受講費用は自己負担となります。講習の内容や機関によって異なりますが、38時間分の講習費用を合計すると、5年間で約8万円〜12万円程度の継続コストが発生する計算になります。これに加えて、更新申請手数料(8,000円)が必要です。
自費で資格を保持し続ける場合、初期投資の約35万〜50万円だけでなく、「5年ごとに約10万円前後の維持費がかかる」という点を資金計画に入れておく必要があります。
(※4 参照元) 厚生労働省「キャリアコンサルタントの更新手続きについて」
「資格を取ってもすぐには稼げない」未経験独立のリアルな壁
50代・実務未経験から資格を取得して独立や副業を目指す場合、知っておくべき現実的な課題が存在します。主な要因は以下の2点です。
資格自体には「業務独占権」がない
キャリアコンサルタントは「名称独占資格」であり、資格を保持していない人が「キャリアコンサルタント」と名乗ることは禁じられています。しかし、キャリア相談の業務自体は資格がなくても行えるため、「資格を持っているだけで自動的に仕事が発生する」という仕組みにはなっていません。
初期の実績作りにおける難しさ
企業や公的機関からの業務委託案件(求職者支援や学内キャリア支援など)では、募集要項に「キャリア支援の実務経験〇年以上」といった条件が設定されているケースが多く見られます。 そのため、完全な未経験者が資格取得直後に高単価な案件を獲得するのは容易ではありません。最初は低単価な案件やボランティアに近い形で実績を積み重ねる期間が必要となる傾向があります。
このように、初期費用や継続コストの負担に加え、立ち上げ期に相応の努力と準備期間が必要となる点は、事前に理解しておくべきリスクと言えます。
それでも50代未経験が自費を投じてキャリコンを取るべき3つの理由

コストや実績作りの難しさといった現実がある一方で、50代・未経験からキャリアコンサルタントを目指すことには、他の世代にはない明確なアドバンテージが存在します。
ここでは、50代という年齢と経験がキャリアコンサルティングの現場でどのように強みとなるのか、3つの視点から解説します。
強み①:人生経験そのものが「圧倒的な共感力」と信頼になる
キャリアコンサルティングにおいて、カウンセラーの傾聴力や共感力は非常に重要な要素です。
50代の方々は、これまでの長い社会人生活や個人生活の中で、さまざまな転機や苦悩を経験してきています。
- 職場で直面する現実:役職定年、昇進の限界、異動や転職、人間関係の軋轢、リストラなどの不安
- プライベートの環境変化:子どもの独立、親の介護、自身の健康上の変化やセカンドキャリアへの迷い
こうした実態に伴う葛藤は、単に机上の理論や教科書を読んだだけで理解できるものではありません。相談者(クライアント)が同世代やミドル・シニア層であった場合、「自分と同じような壁を乗り越えてきた世代である」という事実自体が大きな安心感を生み出します。
自身の歩んできた人生経験や挫折のプロセスそのものが、相談者に寄り添うための実効性のあるベースとなります。
強み②:定年後の「細く長く働く」セカンドキャリアの核になる
一般的な企業における雇用体系では、60歳での定年や65歳での再雇用満了など、年齢による明確な線引きが存在します。
一方で、キャリアコンサルタントとして独立またはフリーランス・副業という形で支援を行う場合、年齢上限(定年)という概念が存在しません。
さらに、中高年に取って次の利点もあります。
- 体力の負担が少ない:対面やオンラインによる対話が中心の業務であるため、年齢を重ねても身体的な負担が少なく継続しやすい
- 加齢がネガティブ評価になりにくい:知識や対人支援の経験は加齢とともに蓄積されるため、年齢を重ねることがむしろ「熟練」として評価される側面がある
70歳以降も含めた長期的な視点において、自身のペースを調整しながら「細く長く社会と関わり続けるためのスキル」として活用できます。
強み③:本業や地域活動、メンターとしての相乗効果が高い
獲得したスキルは、独立や外部での副業だけでなく、現在置かれている環境や既存の業務においてもそのまま還元することが可能です。
職場(本業)での活用
50代になると、組織内において後輩の育成、部下のマネジメント、あるいはメンター的な立ち位置を求められる機会が増加します。養成講座で学ぶカウンセリング技法やキャリア発達理論は、部下の育成面談や目標設定支援の精度を向上させる上で直接的に役立ちます。
地域活動やコミュニティでの活用
企業内にとどまらず、地域社会での就労支援活動や、若者・シニア向けの相談ボランティアなど、多様な場面で専門スキルを活用する道が開けます。
資格取得を通じて得た対人支援の知識は、既存のキャリアや生活基盤と組み合わせることで相乗効果を発揮しやすいという特徴があります。
「資格倒れ」を防ぐ!50代未経験のための自費回収ロードマップ
自費で投じた受講費や受験料などのコストを無駄にせず、着実に回収して収益化へとつなげるためには、段階を踏んだ計画的なアプローチが必要です。
ここでは、資格取得前の学習期から、副業・独立での差別化に至るまでの4つのフェーズと具体的な行動指針を解説します。
【フェーズ1:学習・受験期】50代特有の「記憶力の衰え・ロールプレイングの不安」を解消する勉強法
最初のハードルは、養成講座の修了と国家試験の合格です。50代の受講生からは「若い頃に比べて暗記が難しい」「実技(ロールプレイ)で緊張してしまう」といった悩みがよく聞かれます。
効率的に学習を進めるためのポイントは以下の通りです。
学科試験対策:暗記に頼らず「制度の背景」と紐づける
労働法規や理論家の名称などを丸暗記しようとすると負荷がかかります。「なぜこの法律ができたのか」「どのような社会背景でこの理論が生まれたのか」という文脈(ストーリー)と関連付けて理解することで、記憶の定着率が高まります。
実技試験対策:録音による客観的な振り返り
ロールプレイ練習(面談の練習)を行う際は、必ずスマートフォン等で音声録音を行い、聞き返す習慣をつけます。自身の話し方の癖、相談者への応答のタイミング、問いかけの深さなどを客観的にチェックすることが、実技スキル向上の近道となります。
【フェーズ2:実績づくり】まずは「無料・格安」で10人の相談実績を作る
試験に合格して登録を完了しても、実績がない状態でいきなり高単価の案件を獲得するのは困難です。まずは「支援実績の件数」を作ることに集中します。
- 知人や社内でのモニター相談:家族、友人、職場の同僚や後輩に対し、趣旨を説明した上で無料でキャリア相談を受けます。
- オンラインプラットフォームの活用:ココナラなどのスキルシェアサービスにおいて、まずは最低設定価格(または無料モニター枠)で出品し、相談実績と評価(口コミ)を集めます。
- 公的機関やNPOのボランティア:地域の就労支援団体やNPOなどが募集している相談ボランティアに参加し、現場での実践経験を積みます。
目標として「10人(10回)の面談実績」をつくり、相談者からのフィードバックや感想を集めることが、次の有料化への基盤となります。
【フェーズ3:副業スタート】ココナラ・ストアカ等のプラットフォーム活用術
10件程度の初期実績と評価が集まった段階で、有料サービスとしての本格的な副業展開に移行します。
個人で集客を行う場合、既存の集客プラットフォームを活用するのが効果的です。
| プラットフォーム | 主な活用方法 | ターゲット層の例 |
| ココナラ | 個人のキャリア相談(チャット・電話・ビデオ通話) | 転職に悩む会社員、職場の人間関係に悩むミドル層 |
| ストアカ | キャリアデザインや履歴書・職務経歴書の書き方講座 | 就職・転職活動中の求職者、自己分析を行いたい人 |
| ランサーズ / クラウドワークス | キャリア関連の記事執筆、面談対応案件 | 業務委託を求めるWebメディアや事業者 |
最初は「1回 3,000円〜5,000円」程度の価格帯からスタートし、評価や満足度が高まるにつれて段階的に単価を引き上げていくことで、初期投資の回収を進めていきます。
【フェーズ4:差別化】「自分の経歴×キャリコン」で掛け算のニッチ領域を作る
「一般的なキャリアコンサルタント」という肩書だけでは、競合の中に埋もれてしまいがちです。自費回収を加速させるためには、これまでの人生経験や業界経験を組み合わせた「特化型のポジション」を確立することが重要になります。
自分の強みを掛け合わせる例としては、以下のようなアプローチが考えられます。
- 経歴の掛け算①:製造業・現場経験 ✕ キャリコン➔「50代現場技術者のための役職定年後のキャリア再設計相談」
- 経歴の掛け算②:営業・管理職経験 ✕ キャリコン➔「ミドルマネージャー向け・部下育成と自身のキャリア両立支援」
- 経歴の掛け算③:子育て・介護経験 ✕ キャリコン➔「仕事と介護の両立に悩む50代向けキャリアカウンセリング」
ターゲットと悩みを限定(ニッチ化)することで、「自分の悩みを正確に理解してくれる専門家」として認知されやすくなり、選ばれる確率が向上します。
【独自調査】50代で受講した人たちのリアルな体験談・口コミ

実際に50代前後でキャリアコンサルタントの養成講座を受講した人や、資格取得を目指した人たちは、受講環境や費用面、学習のプロセスにおいてどのような感想を持っているのでしょうか。
受講経験者のインタビューやSNS上に寄せられたリアルな発信内容をもとに、傾向や生の声を3つの視点で分析・整理しました。
「スクール内の年齢層は?」同年代が多いスクール選びのリアル
養成講座を受講する際、「周りが若い人ばかりで浮いてしまうのではないか」という不安を抱く方は少なくありません。しかし、実際の受講現場ではミドル・シニア層の参加比率が比較的高いという実態が見受けられます。
- 実際のクラス編成の傾向 大手スクール(例:パソナ等)の受講生インタビューや受講者の発信によると、クラス内には30代〜40代だけでなく、50代や60代の受講生も一定数在籍しているケースが多く見られます。
- 多角的な視点が得られる環境 同年代の受講生が存在することで、職場の役職定年や定年後のセカンドキャリア、親の介護といった「50代特有の悩み」をリアルに共有できるメリットがあります。同時に、若い世代の価値観やキャリア観に直接触れられるため、多様な視点を学ぶ場として肯定的に捉えている受講者が多い傾向にあります。
受講検討時には、各スクールの説明会などで「受講生の平均年齢や年齢層の割合」を確認しておくことで、受講後のミスマッチを防ぐことができます。
「自費で受講した人」は費用面をどう割り切ったのか
給付金制度(専門実践教育訓練給付金など)の適用条件から外れ、全額自己負担で受講を決断した人たちの意識や考え方には、共通した傾向が見られます。
- 将来に向けた投資という割り切り 約30万〜50万円という費用負担に対し、「安くはないが、定年後のセカンドキャリアや一生モノのスキルを手に入れるための必要経費」と捉えて受講を決断するケースが目立ちます。
- 「自己資金だからこそ」のモチベーション 自費で受講すること自体が、「払った分の費用や時間を無駄にできない」という強い学習意欲(コミットメント)につながっているという声も聞かれます。
補助金・給付金が使えない場合であっても、目的意識が明確であれば、自己投資として納得感を持って取り組んでいる受講者が多いことが伺えます。
「50代で受講してよかったこと・苦労したこと」の本音まとめ
受講や試験対策の過程において、50代の受講生が実感しやすい「メリット」と「苦労した点」は以下の通りです。
苦労した点:暗記力とロールプレイ(実技)の壁
- 学科試験の学習:専門用語や膨大な労働法規の暗記において、記憶の定着に時間を要したという声が見られます。
- ロールプレイ(実技)の実践:長年の社会人経験があるからこそ、無意識に「自分の意見やアドバイス」を出してしまい、キャリアコンサルティングの基本である「傾聴」に修正するまで苦労するケースがあります。
よかったこと:これまでの人生経験の言語化と新たなネットワーク
- 経験の再確認:資格勉強を通じて、自身がこれまで歩んできたキャリアや対人関係の経験を学問的に体系化・再確認できたという評価が多く見られます。
- 質の高いコミュニティの形成:会社や既存の人間関係とは異なる、「人の支援を志す同世代や他業界の仲間」と出会える点が、資格取得以上の財産になったと感じる人が多く存在します
失敗しない!50代におすすめの養成講座(スクール)選びのポイント
キャリアコンサルタントの養成講座を開講しているスクールのうち、厚労大臣が認定している機関は2026年5月現在、22件のみです。
厚労省:キャリアコンサルタントになりたい方へ
キャリアコンサルタント養成講習一覧表はこちら→001700160.pdf
(2026.05作成)
さらに、厚労省のこちら↓のサイトでは、
教育訓練給付金厚生労働大臣指定教育訓練講座検索システム
各スクールごとに、講座の詳しい内容から、過去(令和4~6年)入学者数、受験者数、合格者数、
合格率、賃金が上昇したか、受講後の就職率、講座への満足度評価などを見ることができます。
2026年7月に私が検索したところ、上記登録講座22件のうち、3件は出てきませんでした。教育訓練給付金を申請する予定の方はご注意ください。
【検索のしかた】
→「講座・スクールを探す」
→(自動的に条件で検索する(実施方法)に☑が入っているので外す)
→「分野・資格名を指定する(専門実践教育訓練タブ)」
→キャリアコンサルタントに☑
→検索
登録講座22件を受講料順に並べてみた
厚労省のキャリアコンサルタント養成講習一覧 の登録講座22件を単に受講料の安さの順に並べると次のようになります。ただ、受講料だけでは決め手になりません。また、各種割引などで値段が変わる場合があります。
| 講座名 | 事業者名 | 受講料 | |
| 1 | 労働調査会キャリアコンサルタント養成講習 | (株)労働調査会 | 198,000 円 |
| 1 | キャリアコンサルタント養成講習(オンライン) | (株)リバース | 198,000 円 |
| 3 | キャリアコンサルタント養成講座 | (株)東京アカデミー | 250,000 円 |
| 4 | キャリアコンサルタント養成講習 | (株)東海道シグマ | 285,300 円 |
| 5 | キャリアコンサルタント(通学・通信)養成講習 | (学)大原学園 | 294,000 円 |
| 6 | ICDSキャリアコンサルタント養成講座 | (有)キャリアサポーター | 297,000 円 |
| 6 | キャリアコンサルタント養成講座 | (株)テクノファ | 297,000 円 |
| 6 | キャリアコンサルタント養成講習 | (一社)地域連携プラットフォーム | 297,000 円 |
| 9 | NCCPキャリアコンサルタント養成講習 | (特非)日本カウンセリングカレッジ | 308,000 円 |
| 9 | キャリアコンサルタント養成講習 | (株)グローバルテクノ | 308,000 円 |
| 11 | キャリアコンサルタント養成講座 | ヒューマンアカデミー(株) | 322,300 円 |
| 12 | 一般社団法人日本産業カウンセラー協会キャリアコンサルタント養成講習 | (一社)日本産業カウンセラー協会 | 330,000 円 |
| 12 | LEC東京リーガルマインドキャリアコンサルタント養成講座 | (株)東京リーガルマインド | 330,000 円 |
| 12 | トータルリレイションキャリアコンサルタント養成講習 | (株)キャリアドライブ | 330,000 円 |
| 15 | 公益財団法人関西カウンセリングセンターキャリアコンサルタント養成講習 | (公財)関西カウンセリングセンター | 346,500 円 |
| 16 | CMCAキャリアコンサルタント養成講習 | (特非)日本キャリア・マネージメント・カウンセラー協会 | 352,000 円 |
| 17 | 公益財団法人関西生産性本部キャリアコンサルタント養成講座 | (公財)関西生産性本部 | 357,500 円 |
| 18 | リカレント キャリアコンサルタント養成ライブ通信講座 | (株)リカレント | 360,800 円 |
| 19 | 100年キャリア講座キャリアコンサルタント養成講習 | (株)パソナ | 385,000 円 |
| 20 | GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラム | (特非)キャリアカウンセリング協会 | 396,000 円 |
| 20 | キャリアコンサルタント養成講座(総合) | (株)日本マンパワー | 396,000 円 |
| 22 | リカレント キャリアコンサルタント養成講座 | (株)リカレント | 437,800 円 |
*なお、上位3講座は厚生労働大臣指定教育訓練講座検索システム で見つけることができませんでした。給付金の対象でない可能性がありますので、給付をご検討の方はご注意ください(リスキリング補助金は対象の場合があります)。
*受講料以外に、入学金や教材費がかかることがあります。
受講料は198,000円から437,800円まで幅がありますが、それぞれの講座やスクールに特徴があります。未経験の50代、副業・独立を視野に入れた場合、どのような基準で決めたらよいでしょうか。
受講料だけでは決められない。何を基準にすべきか
スクール(講座)ごとに、カリキュラムの進め方や受講生層、受講後のサポート体制にはそれぞれ特徴があります。
キャリアコンサルタントの試験は年3回(3,7,11月)。
学科試験100分・実技試験(論述50分)と、別日で実技試験(面接20分)があります。
試験に合わせて開講している講座もありますし、毎月開講している講座もあります。スクールによって異なります。
次に、50代・未経験から受講を検討する場合に確認しておくべき3つの選定ポイントを解説します。
ポイント①:受講生の年齢層(50代以上が一定数いるか)
養成講座では、講義だけでなく受講生同士で相談者役・コンサルタント役を交互に演じる「ロールプレイ(実技練習)」が数多く組み込まれています。
スクールによって受講生の年齢層の比率は異なります。20代〜30代が中心のクラスもあれば、40代〜60代のミドル・シニア層が多く在籍するクラスもあります。
- 同年代が多いメリット:定年後のキャリア、役職定年、介護や親の看取りなど、50代特有のテーマに対する理解や共感が得られやすく、実践的なロールプレイが行いやすい側面があります。
- 事前の確認方法:各スクールのWebサイトやパンフレットに掲載されている「受講者データの統計」を確認するか、無料の事前説明会などで「過去の受講生の年齢割合」や「希望する曜日・時間帯のクラスの傾向」について質問しておくことが推奨されます。
ポイント②:合格後の「副業・就職支援サポート」の充実度
資格を取得した後の活動をスムーズに進めるためには、合格後のフォロー体制が整っているかどうかも重要な比較軸となります。
スクールによって注力している支援領域には以下のような違いが見られます。
| 支援のタイプ | 主なサポート内容の例 | 向いている人 |
| 就職・転職支援型 | 関連人材会社への登録案内、企業内キャリコンの求人紹介など | 資格を活かして転職や再就職を目指したい人 |
| 独立・副業支援型 | 卒業生向けコミュニティでの案件紹介、開業ノウハウ講座など | 個人で副業やカウンセリング事業を始めたい人 |
| 継続学習型 | 合格後の勉強会、更新講習の割引制度、ロープレ練習会の開催 | 資格取得後もスキルアップやネットワーク作りを重視したい人 |
特に自費で受講する場合、取得した資格をどのように仕事や活動につなげるかという点に直結するため、卒業生向けのコミュニティ運営や仕事斡旋の有無などを事前に比較・検討することが重要です。
ポイント③:土日・夜間コースやオンライン受講の柔軟性
50代の受講生の多くは、本業(仕事)や家庭の用事、介護などの都合を抱えながら学習を進めることになります。養成講座は規定の出席日数を満たさなければ修了できない仕組みになっているため、スケジュール管理のしやすさは不可欠です。
- 受講スタイルの確認:通学のみなのか、オンラインと通学を組み合わせたハイブリッド型なのか、全てオンラインで完結するのかを確認します。
- 振り替え受講制度:仕事や急用で欠席せざるを得なくなった場合、別の日程や別の校舎・クラスに無料で振り替えができるかどうかも重要なチェックポイントです。
自身のライフスタイルに合わせて無理なく通い続けられる環境が整っているかを事前に確認しておく必要があります。
【50代・未経験・自費・独立指向】向け/おすすめ養成講座/6社7講座 比較

「50代」「未経験」「自費」「独立・副業指向」という条件を備えた受講生にとって、どのスクールが候補となるのか、厳選した7つの講座の特徴と選定ポイントを具体的に解説します。
地域連携プラットフォーム:コスト面と柔軟性/すべてオンライン/0.5か月の超短期コースあり/多彩な割引
一般社団法人地域連携プラットフォームは、関東圏を中心に、地域に根ざした実践的な講座を提供している特定非営利活動法人(NPO)です。
50代・未経験視点での特徴:地域社会やコミュニティにおけるキャリア支援に強みを持ち、アットホームな学習環境で丁寧な指導を受けやすいアプローチがなされています。
自費・独立視点での魅力:大手スクールと比較して受講費用が比較的抑えめに設定されているケースがあり、「自費負担をできる限り抑えてスタートしたい」という層にとって検討しやすい選択肢となります。
講座名:キャリアコンサルタント養成講習
受講形式:すべてオンラインで可能
開催月: 1~11月毎月
スクーリング: なし(オンライン)
受講料:297,000 円
通常3カ月で講座終了だが、0.5か月の特別集中コースや1.5カ月の短期コースあり。
各種特典あり:給付金対象外27,000円割引、シニア特典(65歳以上)7,000円割引、ご紹介特典Amazonギフト券10,000円、子育て特典Amazonギフト券10,000円など
LEC東京リーガルマインド:大手資格校ならではの圧倒的な試験対策ノウハウ/全国校舎・Zoom選べる受講形態/豊富な割引制度
(株)東京リーガルマインドが運営するLECは、法律・ビジネス系資格をはじめとする各種国家試験対策で長年の実績とノウハウを持つ総合資格スクールです。全国の主要都市に校舎を構え、通学スタイルとZoomによるオンラインクラスの両方を提供しています。
50代・未経験視点での特徴:受験者の9割は未経験。資格試験対策のプロフェッショナルとして洗練されたテキストや効率的な学習カリキュラムが整っており、試験勉強からブランクがある50代でも着実にステップアップできる環境です。また、受講生の平均年齢層も比較的高く、ミドル・シニア世代が落ち着いて学びやすい雰囲気が形成されています。
自費・独立視点での魅力:受講料は330,000円(税込)と標準的な価格設定ですが、5,000円または10,000円の事前予約割引(早得)や他資格受講生割引、退職者・離職者応援割引、パパ・ママ応援割引など多彩な割引制度が用意されています。自費受講の場合でも適用可能な割引を活用することで初期投資を低減しやすく、合格後の上位資格(技能士)対策や更新講習のネットワークも整っています。
講座名:キャリアコンサルタント養成講座
受講形式:Web(通信動画)+スクーリング(通学またはZoomオンライン)
開催月:毎月開講(クラスにより時期調整あり)
スクーリング:全国主要校舎での対面受講、またはZoomによるリアルタイム双方向授業(全10日間・計80時間)
受講料:330,000円(税込)
各種特徴・サポート:受講期間3~5か月。試験対策に特化したオリジナル教材、ロールプレイ対策や模擬試験などのサポートが充実しています。欠席時の他クラス・他校舎への振り替えやWeb動画による補講体制が整っており、本業や家庭と両立しながら無理なく学習を継続できる制度が魅力です。
日本マンパワー:業界のパイオニアと広大なネットワーク/説明会参加で11,000円引
【日本マンパワー】は、キャリアコンサルタント養成講座の草分け的存在であり、歴史と実績を持つ大手機関です。
50代・未経験視点での特徴:歴史が長いため受講生の層が幅広く、企業内で長年勤務してきたミドル・シニア層の受講生が比較的多い傾向にあります。
自費・独立視点での魅力:修了生組織(CDA)や各種勉強会といったネットワークが強固です。自費で受講した後に「同じ志を持つ同世代の仲間や先人の独立事例」に触れられる機会が多く、資格取得後の活動基盤を作りやすい点が特徴と言えます。
講座名:キャリアコンサルタント養成講座
受講形式:eラーニング(通信)+スクーリング
開催月: 毎月
スクーリング: 全国約20箇所、毎月、約3ヶ月間、12日程
受講料: 396,000 円
受講目安3か月
【参加費無料の説明会について】
対面/オンラインを選べる
1・2・3時間と開催時間の種類も豊富。
受講料11,000円引きクーポン進呈!
ヒューマンアカデミー:実績トップクラス・高い合格率/全国校舎・オンライン対応/手厚い学習サポート
ヒューマンアカデミー(株)は、資格取得や社会人スクールとして長年の実績を持ち、全国主要都市に校舎を展開している大手教育機関です。キャリアコンサルタント養成講座においてもトップクラスの受講者数・合格実績を誇ります。
50代・未経験視点での特徴:全国展開の校舎に通う通学スタイルとオンライン受講の柔軟な組み合わせが可能で、受講者数・合格者数ともに非常に多く、高い合格実績があります。受講生サポート体制が整っているため、未経験からの学習や試験対策に不安があるミドル世代でも着実に合格を目指せる環境です。
自費・独立視点での魅力:大手スクールでありながら、受講料は322,300円(税込)と実績に対して比較的抑えられた価格設定になっています。全国規模の校舎ネットワークや受講生同士の交流、修了後のサポートも含め、自費投資に対する費用対効果が高い選択肢と言えます。
講座名:キャリアコンサルタント養成講座
受講形式:eラーニング(通信)+スクーリング(通学またはオンライン)
開催月:毎月開講
スクーリング:ヒューマンアカデミー各校舎またはオンラインにて、約4ヶ月間・全10回(または全20回)・全80時間を実施
受講料:322,300円(税込)
最短3か月、標準的な学習期間は約4ヶ月間
平日夜間・土日コースなどライフスタイルに合わせた幅広い日程
各種特徴・サポート:高い国家試験合格率を維持するオリジナル教材・模擬試験、不合格時の受講期間延長や再受講サポート、各種割引制度(子育て支援割・ペア割・紹介割引など)が用意されています。さらにヒューマングループは、キャリアコンサルタントの育成や派遣を行い、求職者支援や適切なマッチングを通じて雇用創出に貢献しています。
リカレント:ライブ通信講座と通常講座(すべて通学)のふたつ
(株)リカレントは社会人向けのキャリア・心理系スクールとして長い歴史を持つ専門校です。
ライブ通信講座:オンラインで柔軟に学べる/実践指導と高い合格実績/手厚い個別サポート
「ライブ通信講座」は、自宅からオンライン(Zoom等)で双方向のリアルタイム授業に参加できるスタイルとなっています。
50代・未経験視点での特徴:クラス担任制や専任スタッフによる個別サポートが充実しており、学習の疑問点やロールプレイの不安を解消しやすい環境です。30代〜50代まで幅広い受講生が在籍しており、オンラインでありながら受講生同士のグループワークやネットワーク作りが活発に行われています。
自費・独立視点での魅力:全講座をライブ授業+個別フォロー付きで学べる内容となっています。合格後のスキルアップ研修や修了生コミュニティ(キャリア支援の勉強会等)も用意されており、自費投資後の活動基盤作りに寄与します。
講座名:国家資格キャリアコンサルタント養成ライブ通信講座
受講形式:ライブ配信(通信)+動画学習
開催月:1月・4月・7月・10月など(期制)
スクーリング:カウンセリングの実践スキル修得の授業は、全国のスクーリング会場に通学して受講します。
受講料:360,800円(税込)
各種特徴・サポート:受講期間6か月。東京の教室で人気講師が行った講義の授業をまるごと録画。学びやすく編集して収録した映像授業を学習します。オンラインでありながらリアルタイムでの質疑応答やロールプレイ演習が可能。欠席時の別日程・クラスへの振り替え制度や、合格までサポートする不合格時の補講制度・受講延長システムなどが整っています。
通常講座:すべて通学/対面(通学)による150時間の徹底演習/充実した校舎設備/高い合格率
「通常講座(通学コース)」は、首都圏や主要都市の校舎に直接通い、全カリキュラム(150時間)を対面型の講義・演習で受講するスタイルです。すべて対面式の講座は全22社の中で唯一です。
50代・未経験視点での特徴:講師やクラスメートと直接顔を合わせて対話・演習を重ねることができます。オンラインに不慣れな方や、リアルな場でのロールプレイ練習・対人コミュニケーション力をしっかりと磨きたい50代に適しています。
自費・独立視点での魅力:受講費用は437,800円(税込)と全講座の中でも高めの設定ですが、対面による実践指導と手厚いサポートが含まれており、高い合格率を誇っています。直接的な人脈作りや、より深く対人支援技術を身につけたい場合の選択肢となります。
講座名:リカレント キャリアコンサルタント養成講座
受講形式:通学(対面講義)
開催月:1月・4月・7月・10月など(期制)
スクーリング:校舎(当施設または貸会議室等)にて約2〜4ヶ月間実施
受講料:437,800円(税込)
各種特徴・サポート:受講期間6カ月。対面ならではの臨場感あるロールプレイ演習、校舎のフリースペースや自習環境の活用、担当アナリストによる個別の進路・就職・副業相談サポートなどが用意されています。
パソナ:人材大手のノウハウと企業内・シニア支援の親和性/すべてオンラインで完結/受講生たちの体験談
大手総合人材サービス企業である(株)パソナが提供する養成講座です。
50代・未経験視点での特徴:キャリア形成や企業内人材の育成ノウハウが豊富であり、「企業内でのキャリア支援」や「ミドル・シニアのセカンドキャリア支援」を意識したカリキュラム・講義内容が強みです。
自費・独立視点での魅力:総合人材会社としてのネットワークを有しており、人材支援の現場におけるリアルな市場ニーズを学びやすい環境があります。パソナが国や自治体から受託した案件を中心に、兼業・副業含めた様々なキャリアコンサルタント求人をご案内します。
講座名:【キャリアコンサルタント養成講習】実務と試験の両立を支える、圧倒的トレーニング量と学習管理
受講形式:すべてオンラインで可能
開催月: 2,6,10月
スクーリング: なし(オンライン)
受講料:385,000円
養成講習修了後、「パソナのプロフェッショナル・キャリコンネットワーク100年キャリア会(R)」に無料でメンバー加入
パソナで資格を取得した方たちのインタビューがこちらから読めます。ほとんどが50代以上なのでとても参考になります。
スクール選定まとめ:自分に合った講座を見極めるステップ
受講契約を結ぶ前に、必ず2〜3社の無料説明会や体験講座(またはオンライン個別相談)に参加することをお勧めします。
説明会では、単に説明を聞くだけでなく、以下の点を直接質問して確認することが重要です。
- 「直近の受講クラスにおける50代以上の割合はどのくらいか」
- 「卒業生で未経験から副業や独立を始めた方の具体的な事例はあるか」
- 「欠席時の振り替え対応や合格後の学習コミュニティの有無」
パンフレット上の情報だけでなく、担当者の対応やスクールの雰囲気が自分の目的に合致しているかを見極めた上で最終判断を行うことが、失敗しない講座選びにつながります。
まとめ:50代からの自費投資を人生の「資産」にするために

50代・未経験・給付金なしという条件でキャリアコンサルタントを目指すのは、決して誰にでも気軽におすすめできる道ではありません。
約35万〜50万円という費用負担や、取得後の維持費、そして実務未経験から実績を作っていくプロセスの難しさなど、あらかじめ把握しておくべき現実は存在します。
しかし、以下のポイントを整理した上で挑戦するならば、この投資は単なる「資格取得」にとどまらず、50代からのセカンドキャリアを切り拓く大きな「資産」となります。
- 「自費だからこそ」の覚悟と真剣さが強力な推進力になる
- 50代で培ってきた人生経験や職務経験そのものが、相談者に寄り添う最大の強みになる
- 定年のないスキルとして、60代・70代になっても自立した働き方が目指せる
- まずは低単価や無料モニターから10件の実績を作り、自身の強みを掛け合わせたニッチな領域を開拓していく
「自分にとって本当に受講する価値があるか」「どのスクールが自分のスタイルに合っているか」を見極めるためにも、まずは気になるスクールの無料資料請求や説明会(オンライン相談会)を活用してみることをおすすめします。
直接カリキュラムやサポート体制を比較し、実際の雰囲気を確認することが、納得のいく一歩を踏み出すための最初のアクションとなりますよ。
最後に。キャリアコンサルタント資格の概要など
【キャリアコンサルタントとは?】
キャリアコンサルティングを行う専門家です。
企業、需給調整機関(ハローワーク等)、教育機関、若者自立支援機関など幅広い分野で活躍しています。
3年以上の実務経験、あるいは150時間以上の養成機関(厚労省指定の22機関のみ)の講座を受講するなどして受験資格を満たした者が、年に3回ある学科と実技、面接の試験に合格し登録する必要がある。
登録は5年ごとに更新。更新受講あり。
キャリアコンサルタントになりたい方へ|厚生労働省
【名称独占について】
職業能力開発促進法に規定されたキャリアコンサルタントでない方は、「キャリアコンサルタント」又はこれに紛らわしい名称を用いることができません。
これに違反した者は、 30 万円以下の罰金に処せられます。
(名称独占について)
【キャリアコンサルティング技能検定(国家検定/1級、2級)との違い】
技能検定の1級・2級は、どちらも国家資格である「キャリアコンサルタント(標準レベル)」の上位資格にあたります。
1級又は2級の学科試験、実技試験をそれぞれに合格した者については、キャリアコンサルタント試験の学科試験、実技試験のそれぞれに合格した者とみなします。(キャリアコンサルタントになりたい方へ)
つまり1級に合格している人はもちろん、2級に合格している人であっても、キャリアコンサルタント試験の学科・実技試験をそれぞれ免除(合格とみなす)してもらうことができます。申請することで国家資格を取得(登録)できます。

